第27話 日本の文化「折り鶴」パワー
日本の文化「折り鶴」はほんとにスゴイと感じた。
私は三か所で外国人に「折り鶴」を教えた。
まず、夫の同僚シリア人ブランカさんの友人でレバノン人のミラアさん。
彼女は大の親日家で生け花も10年程習っていて、手作りの名刺には「むらさき」とかかれていた。(ムラサキの言葉の響きを気に入っている様子だった)
我が家で正方形の折り紙を工程順に並べて見せると、それを見ながら器用に仕上げた。
次はイギリス湖水地方に出かけた際、宿泊先のペンションで、そこにあるパンフレットの湖の写真に、折り鶴を立体的に置いたのをオーナーに見せた。
すると感激した様子で二階にいる奥様を呼ぶと、奥様は「教えてほしい」と言われた。
英語で説明できない私は汗だくになったのを覚えている。
仕上がった鶴をその場で壁に飾ってくれた。
湖水地方の景色以上に思い出に残っている。
最後は夫と出張でアフリカに行った際の飛行機の中だった。
隣の席の女の子に折り鶴を教えてあげた。
一緒だった父親もとても喜んでくれた。おかげで長時間のフライトも短く感じた。
「折り鶴」の力を借りてコミュニケーションがとれたことで
日本文化「折り紙」の素晴らしさを改めて感じた。
余談だが、帰国の際利用したホテルオークラ東京ではベッドに「〇〇様おかえりなさい」と折り鶴が添えられてその「おもてなし」に感動したのを覚えている。
いつも当ブログを読んでいただきありがとうございます。
現在はわかりませんが、ホテルオークラ東京はあの時(2014年)はチェックインが遅い時間の場合、お得プランで宿泊料金がかなりお得でした。情報まで。
*ホテルオークラ東京は、2019年9月にThe Okura Tokyoとなりました
*58歳の英語の話せないオバサンの3年間(2011年3月~2014年
3月)のドバイ生活の記録です。
*国際コミュニケーション キーワードは ・度胸 ・好奇心 ・サービス精神