第14話 友人エミリー
友人エミリーとの出会い
レジデンス敷地内のプールサイドでフィリピン人の女性と女の子が遊んでいた。
私はこんにちはと声をかけた。
彼女の名前はエミリー
後でわかったことだが、第13話の九州大学留学経験のあるイギリス人弁護士宅のメイドだった。
私はエミリーに聞いた。
部屋のキッチンにあるグリルの使い方教えていただけませんか?
*レジデンスの担当者に説明してもらうもよく理解できなかったため
エミリーはにこにことOKだった。
で、私があなたの雇い主に承諾を得るためお会いしたい旨エミリーに説明。
ふたりでご挨拶に行った。結果はOK。
エミリーがお休みの日、我が家に来てグリルの使い方を教えてくれた。
それからはエミリーは我が家にお休みの日とか遊びに来てはいろいろな話をした。
例えば奥様はオーガニックスーパーだけを利用しているという。
お陰で私もその店を知ることができ利用した。帰国した今でもそこの麻袋のような大きな袋がエコバックになり、懐かしく思い出している。
また、時には仕事の愚痴をこぼすことも。内容はもうひとりいるメイドを奥さんがとてもエコヒイキしているとか 😢・・😢
(もちろんエミリーは英語だった。。。)
その後もよくお付き合いした。
弁護士の奥様に許可を得てエミリーは業務終了後、ライトアップしたテニスコートで私とテニスをした。
うれしいことにテニスがはじめてという彼女に奥様がシューズをプレゼントしてくださった。
下手な自分が言うのもなんだが、エミリーと私のそれはまるで羽根つきのようだった。
広いコートにボールが飛んで私もヒィーヒィ、ハァハァ言いながらボールを拾い、隣のコートで華麗にプレーしている相手のコートへボールを取りに行くのはさすがに恥ずかしかった。 Sorry・・Sorry・・Thank You ●●● 👣
が、エミリーのお陰で目的の運動不足解消にはなった。感謝!!
私が帰国する際、エミリーは「テニス楽しかったよ」と喜んで話してくれたのを
覚えている。
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*58歳の英語の話せないオバサンの3年間(2011年3月~2014年3月)のドバイ生活の記録です。
*国際コミュニケーション キーワードは ・度胸 ・好奇心 ・サービス精神