第2話 言葉より気持ち
2011年 3月11日
忘れもしない東日本大震災のその日ドバイへ到着。
仮住まいのホテルの大型テレビではCNN,BBCニュースで津波の押し寄せる様子が映っていました。夫と「どこの国?」と見ていると「JAPAN、JAPAN!」と。
今でもテレビの声、ホテルの様子鮮明に覚えています。
その日から、ホテルのスタッフはじめ、外で出会う外国人に私たちが日本人だとわかると、お見舞いの言葉をかけられました。もちろん英語です。
「あなたの日本の家族は大丈夫ですか」と多くの外国人のお見舞いの言葉に、そのうち「出身地は日本の南ですから大丈夫です。」と英語で説明ができるようになりました。
言葉は通じなくても気持ちが通じ合うことを実感させられた外国生活のスタートでした。
*58歳の英語の話せないオバサンの3年間(2011年3月~2014年3月)のドバイ生活の記録です。
*国際コミュニケーション キーワードは ・度胸 ・好奇心 ・サービス精神