第17話 美容院へ行く

仕上がりはどこも同じ?

 

ドバイ初の美容院はお隣のマダムご紹介のレジデンス内にある美容院へ行った。

そこはリンが予約して店まで一緒に行ってくださり私が日本人で最近入居したことなど説明していたようだった。一番重要な私が英語が話せないことも。

 リンが帰っていよいよ私の番がきた。

たしかヨーロッパ系の美容師で、私が英語を話せないということでカットの

デザイン雑誌を見せて「どれにする?」って感じで。「こんな感じ」と決まった。

 

その辺がフレンドリーなフィリピン人とは違っていた。

フィリピン人は英語ができなくても冗談も通じていたのに・・・。

 

 会話もなくいよいよカット。緊張してBGMとか覚えていない。静かな雰囲気のなか髪を切る音だけがシャキ・・シャキと。

私は肩までのセミロングだった。それをショートにした。仕上がりに不安はなかった。カットは世界共通だし。

だが順調かと思ったが、シャンプーでアクシデントが。

私は日本でもシャンプー台が合わないととても首が痛く我慢できなかった。

そこも世界共通・・・苦しい!! 😢😢😢

それで訳を話して(何語で?)シャンプーを中断してもらった。

結果すぐにブローして終了。

仕上がりは問題なくきれいにできました。

リンへその旨ご報告、お礼を言って部屋に戻りました。

 

 次回からはドバイ在住友人おススメの韓国人の美容院へ。

そこはBGMも韓流ブーム「冬ソナ」で聞き覚えのある優しい雰囲気の音楽が

流れスタッフも日本人対応も慣れていた。

 シャンプー台は恐怖なのでカットのみで安心して利用できた。

その友人は現在もドバイ在住だがほんとに感謝している。

初めは予約も友人がしてくれたが、3回目からは自分で予約帰国までそこを利用した。

 

 1度だけ好奇心でレバノン人の経営する美容院へ行った。

そこは私が縁あって我が家で書道を教えたレバノン人のおススメだった。

店はホテル内にあって、中はとても賑やかだった。

多くのお客様がいて、しかも仕上がりの髪型がそれぞれ豪華!❢超個性的!!

なにコレ?まるでパリコレ?(@_@;)

紅白歌合戦の舞台裏かと錯覚するようなハデ!!(@_@;)

そこにいる私は仕上がりも「壊れた市松人形」のようにみすぼらしく見えた。

でも、まぁ楽しい体験をさせていただきそれもいい思い出。

あとで聞いたことだがレバノン人は見栄っ張りだとか。

イヤイヤ日本人の私も個人的にそうだがレベルが違っていた。

 

というわけで、私はだいたいにおいて日本人御用達の店はなるべくさけて

せっかくなので、自分で見つけて生活を楽しんでいた。

それが「趣味」だったかもしれない。

せっかくの海外生活 美容院も楽しもう

 

*58歳の英語の話せないオバサンの3年間(2011年3月~2014年

3月)のドバイ生活の記録です。 

*国際コミュニケーション キーワードは ・度胸 ・好奇心 ・サービス精神