第11話 南アフリカ出身のクラスメートを我が家へ
わずか1か月のブリティッシュカウンシルでのクラスメート、南アフリカの彼女を我が家へ案内することに。
レジデンスへはまずカルフールで買い物を済ませ、モールを通り抜けて行くのだが、ふたりで歩く様子をピエールカルダンのイケメンスタッフとかがジーっと見てる。
アレ?あのマダム?・・・?
視線をビンビン感じた。
それはそうだ。
ふだん声をかけられたら「英語は話せない」と言っているマダム(オバサンもドバイではマダムと呼んでくれる。!(^^)!) が南アフリカの背の高い、まぁすこし太めの彼女とおしゃべりしながら歩いているからだ。
自分でもふしぎなくらい会話が弾んでいた。
無事モールを通過。
次はプールサイドを通り抜ける。そこにはプール管理人のフィリピン人が何名か
いて、やっぱりニコニコしているものの不思議そうに見ていた。
いよいよレジデンスへ。
ガラス張りのエレベーターで我が家へ。
今度はレジデンス受付のスタッフとドアマンの驚きの視線を感じる。
きっとみんな目がてんになっていたかと。
ドアマンにドアを開けてもらっても「アリガトウ!」としか言わない私が外国人と一緒なのだ。びっくりしたはずだ。
そこでもやっぱりアレ?アレ?・・・なんだあの英語の話せない日本人マダム
エレベーターはすぐに5階へ到着。
私は何語で会話したかわからないうちに手巻き寿司とかでおもてなし。
彼女も日本食がはじめてらしくとても喜んでくれた。
1か月の学校ではあったが人生で貴重な語学留学でした。・・・。
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*58歳の英語の話せないオバサンの3年間(2011年3月~2014年3月)のドバイ生活の記録です。
*国際コミュニケーション キーワードは ・度胸 ・好奇心 ・サービス精神