第48話 世界中で恩送り

今回の記事は46,47話に続きお世話になった日本人の記事です。

 

私が無事ドバイで生活できたのは外国人を含め出会った多くの方々のおかげ。中でもドバイを思うとき思い出す恩人が何名かいる。

英語の話せない私には外国人とのコミュニケーションを図るうえで彼女たちはほんとうに有難い存在でした。心から感謝です。

 

その中のおひとり国際結婚をした友人がいた。

彼女は日本人会婦人部役員を一緒に担当したとき本当にお世話になった。

当時会員は100名近く、会報も毎月2回ほど配信、親睦会、ドバイ生活初めての方への企画等があった。

私は彼女なしでは務まらなかったと今でも思う。

もちろん他のメンバーのサポートも感謝に堪えない。

なんといってもパーティー会場の交渉等みんなのサポートに支えられていた。

で、恩人と言える彼女とは婦人部役員活動だけでなく、よくお付き合いさせていただき何かとほんとにお世話になった。

 

 例えば、帰国の際夫の職場でお付き合いのあった外国人スタッフ、なかには警備員とか・・・とにかく何度かお会いして一緒に時間を過ごした方々にお礼を込めてお別れのメッセージを書いたわけだが、それぞれ内容が違う。

Shinyさん  Maysa さん Kumarさん  Jabeenさん  Brdnislavdさん 

Shazdさん・・・Albertさんと14名宛てだったがそれを彼女が翻訳してくれた。

おかげで英語のできない私の気持ちを正確に伝え、ほんとに大きな力になってくれた。

 

そんな彼女にいつか再会できるだろうか・・・?

恩返しの方法は・・・・・?

そう思って別れた。

 

 びっくり(@_@;)!!

帰国したある日、彼女からメールが。

内容は「妹夫婦が義弟の転勤でそちらに行きます」と言うことだった。

私はスゴイ!!ヤッター!!そんな気持ちで受け取った。

彼女への恩返し・・恩返し・と日頃思っていたので、妹さんに地元の私がお役に立つことは何かを考えるだけで気持ちがワクワクだった。

 

いよいよ待ち合わせの駅の改札へ。

うわぁー 美人でスタイルよくそのうえ声までそっくりでまるで彼女といるようだった。

海外で受けたご恩・・・日本でしかも地元でお返しの機会をいただいたのです。

 

恩返しから恩送りへ実感したできごとで世界は広いようで狭いのだ。

フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』より

 近年、英語圏では「恩送り」に相当する概念が、Pay it forward(ペイ・イット・フォーワード)の表現で再認識されるようになった。

Pay it forward or paying it forward refers to repaying the good deeds one has received by doing good things for other unrelated people.
 

英語ができなくても誰かの力を借りて海外でも楽しみましょう。

 

 

 

*58歳の英語の話せないオバサンの3年間(2011年3月~2014年3月)のドバイ生活の記録です。  

*国際コミュニケーション キーワードは ・度胸 ・好奇心 ・サービス精神