第36話 パーティーへ行ったら。。。

ドバイに到着したその日奇しくも東日本大震災の日だった。

ドバイでも支援の輪が広がって関連イベントがあちらこちらと催されていた。

その活動が落ち着いたころ、総領事公邸で支援していただいた外国人(個人、団体)をお招きしてのパーティーがあった。

 

 会場の壁面には震災前と震災直後の景色が写真で展示されていた。

食事はお寿司とか・・・。

 

 そのパーティーでのこと。

私は同じテーブルの外国人ゲストに「日本食はいかがですか」

と話しかけたりした。

 話しているうちにスペイン人でドバイで大学の先生をしていることが

分かった。そこで私は同じレジデンスに住む日本人の友人を紹介した。

 友人はスペインからご主人の転勤でドバイに来てスペイン語が堪能だった。

 

 スペイン語で盛り上がっている様子を私はとなりでにこにこしながら眺めているだけだが、お陰でボーっとせずに楽しませていただいた。

 

パーティーが終わる時がきた。

スペイン人のゲストが私に言った「あなたのお陰で今日はとても楽しかった

ありがとう」すると友人は「えっ、知り合いじゃなかったの?前から知ってるかと思った」(@_@;)

 

私はパーティーでは基本的に日本人だけが固まるグループには加わらないようにしていた。理由はいつでも会えるから。

 外国人がポツンとしていたら「日本食いかがですか」と声をかけました。

相手が私を英語が話せるものと勘違いして、どんどん話しかけてきたら失礼にならないよう「英語できません」とお詫び、近くにいる日本人に通訳をお願いしていました。

 「えっ!通訳?できない」と言いつつ皆さんペラペラ。

結果みんなで会話に加わって大盛会。

それが私の考える外国人への「お、も、て、な、し。」でした

 

 

 

*58歳の英語の話せないオバサンの3年間(2011年3月~2014年

3月)のドバイ生活の記録です。  

*国際コミュニケーション キーワードは ・度胸 ・好奇心 ・サービス精神

 

 

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