第35話  モロッコで電車を止めた私の英会話力

夫とふたりモロッコへ旅行した時のこと。

カサブランカから電車でマラケシュへ向かった。

マラケシュへ無事着いた。

降り立ったその場に夫が置いたスーツケースなにコレ?!!ちがう!!

うちのじゃない。

夫に言うと間髪いれず夫は電車に飛び乗った。(@_@;)

 

私はとっさに入り口に立っている駅員に理由を告げた。

夫が戻るまで電車は停止。

取り戻したスーツケースはまちがいなくうちのだった。

 

電車は動き出した。

気が付くと二人で電車に向かい深々と頭を下げていた。

私は「ありがとうございました」と言いながら電車が見えなくなるまで手を振り続けた。

夫の冷や汗はマラケシュの地に落ちた。。。。

 

日頃のMALLでの英会話学習「ブロークンイングリッシュ」だったが役立った。

日本ではありえない電車の発車時間を遅らせる出来事だった。

ジャマ・エル・フナ広場の賑わい同様我が家の旅の思い出となった。

 

 

*58歳の英語の話せないオバサンの3年間(2011年3月~2014年

3月)のドバイ生活の記録です。  

*国際コミュニケーション キーワードは ・度胸 ・好奇心 ・サービス精神